東日本大震災以降、防災の観点で身近に住まう人同士の互助や共助の関係性が見直されています。さらに人口減少による 空き室の増加や高齢化による共用資産の価値毀損、コミュニティの担い手不足も今後の大きな課題と想定されます。当社では新しいコミュニティに対する、つながりのきっかけづくりや既存コミュニティが抱える課題を解決するプログラムを提供しております。

マンションのコミュニティプログラム設計

地縁も関心縁も無い方同士が同じ建物を共有し、共に暮らす集合住宅・マンションで、つながりを形成し、合意形成を行うようになるためにはプロセスが必要で、コミュニティづくりのための設計が必要です。

分譲マンションの場合は「資産価値の維持向上」や「快適な暮らし環境づくり」、「いざというときの合意形成や協働」が共通のテーマとなり、共通目的を達成するために、「ご近所であいさつをする関係性」から「顔と名前と部屋番号を知る関係性」に育ち、さらに「協働できる共通テーマについて対話する関係性」、「共に助け合う関係性」へと育っていきます。

当社では、マンションの企画時から参画し、コミュニティづくりのためのプログラム設計を支援いたします。

マンション内自治会組成支援

新築マンション建設時には地域の近隣自治会との関係性が重要になり、すでにある自治会に加入するのか、新しく自治会を設立するのかが地域での重要課題となります。マンション内で自治会を設立するとなると、地縁もない新住民でどのようにして自治会を作り、運営するのかが大きな課題になります。

新居に引っ越しすることで期待に胸を膨らませる入居者に、大きな課題や不安を背負わせないよう、当社ではデベロッパーからの委託で、自治会設立に向けて、地域調整を実施させていただき、マンション自治会の組成を支援させていただいております。

マンション向けイベント運営

当社の調査によれば、何らマンション内でのコミュニティイベントや懇親会などが企画されていない状態では、新築から5年たっても、居住者同士のつながりは広さも深さも拡大していないマンションが多数です。一方、マンションデベロッパーや管理会社が住民向けイベントを実施しているケースであっても、住民同士がつながる仕掛けがないイベントでは、住民はイベントに参加して満足されるだけで、「またこのようなイベントを開いてほしい」という要望だけが残ります。

住民同士がつながりコミュニティを形成するためには、参加するだけのイベントから、参加することでつながるイベントに変える必要があり、さらには、住民が企画し、予算をねん出し、運営していくようなイベントを開催していく必要があります。

当社では豊富な知見をもとに、既存イベントの改善提案から、住民主体のイベント運営プロセスの設計、住民主体イベントの企画運営支援を行っております。

マンション向け防災支援

新築分譲マンションにおいては、高度なマンション設備、目新しい防災備蓄品、つながりのない入居者、マンションの立地による地域防災との連携不足など、防災の点ではリスクが非常に高い状態です。

当社では、マンション設備の防災対応状況の見える化(情報共有)、初期備蓄品の選定、マンションの防災リスク分析、防災マニュアル・防災ポリシーの作成、防災訓練案の提案、防災イベントの企画と運営、防災組織の組成など、防災専門家と共に、マンション防災に関するご支援を行っております。

エリアマネジメント・タウンマネジメント支援

エリアマネジメント・タウンマネジメント支援については専用ページをご覧ください。

>マンションをサイネージで価値UP

マンションをサイネージで価値UP

「マンションが適切に管理されているかどうか」を一目で確認できる方法が、「マンションの掲示板を確認する」という手法です。 「マンションの掲示板」には掲示物が適切に貼られているかという美観性から管理会社や管理人の作業の丁寧さが分かります。また何より掲示物の中身から、マンションでどのようなことが問題や課題となっているのかがわかるのです。 購入希望者、内見者が掲示板を見て「おっ、このマンションは進んでいるな!」と感じてもらえる方法の一つが、「掲示板のDX化」、つまり電子掲示板(デジタルサイネージ)の活用です。

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